「先生、やっと疲れないヨガを見つけたんです〜」
先日のレッスンで頂いた生徒さんの言葉。
「ヨーガ療法に出会うまでヨガをすると気持ちは良いけれど家に帰るとへとへとで、すごく疲れてしまってたのですが、やっと見つけたんです。疲れないヨガ」と笑顔でお話ししてくださいました。
ヨーガ療法に出会う前の私にもよく似た経験がありました。
スポーツをしたような爽快感と疲労感。
そんなものだと思っていたのですが、ヨーガとスポーツは似て非なるものだと学び納得。
ヨーガの行者様方は、乞食をして食を得るため栄養状態が悪いそうで、
無駄なエネルギーの消耗をしないようにして強靭な身体と精神を作っていかれるとか。
なぜ強靭な身体と精神が必要なのでしょう?
自分の知らない智慧をもった師を探して、道なき道を歩き、川を渡り、標高5000~6000mの山の中を命懸けで移動されるからだそうです。
そのために、筋トレ、心肺機能の強化が必要。
そのエッセンスを残して、誰にでもできる形にしたものがヨーガ療法です。
健康な人はさらに健康に、持病のある人は持病を持ちながら、子供からシルバー世代まで
誰もが実践できる形となっています。だから、シンプルで簡単。
特徴をあげると
伝統的なヨーガでは、体操、呼吸法、瞑想は別々に実習されますが、
ヨーガ療法では、体操と呼吸を同時に練習していきます。
また、息を吐く時は、「あ」「う」「ん」の音を出しながら行うのも
ヨーガ療法の特徴の1つです。
声を出しながら息を吐くのは抵抗があるかもしれませんが、最近話題となっている
※ポリフェーガル理論の新しい副交感神経を調節することに有益だとわかりました。
(※今まで自律神経系には交感神経(活動的な時)と副交感神経(リラックスなど)の2つがあるとされていたが、副交感神経には2つの異なる神経系があることがわかりました)
そして、何よりその声の響きが喉から体全体に広がります。
これ、結構心地よいのです
また、ヨーガ療法は「瞑想的運動療法」とも言われ、その運動の時間そのものが、
瞑想をしていることになります。
思考を止めて、ただただ、自分の心身の状態に意識を向ける時間となります。
外側のことにひきづり回される心を自分の方へと戻してあげる時間です。
瞑想が苦手な方も無理なく取り組めますよ(^^)
ゆっくりと動くことで、思考のスピードを緩やかにして、
心のスピードを落としていくと心の働きが静かになります。
そこで出会う穏やかさ、静寂は、本来の私が
どういう存在であるかを思い出させてくれます。
疲れないヨーガ、それはとてもシンプルなものです。
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