私の想い
YOGAを始めたきっかけは、
「減量」や「ポーズ」
ができたら格好いい!でした。
でも、YOGAを続けるうちに
ポーズよりも「心」について
学びたいと考えるようになりました。
インドの伝統的YOGAを学ぶことが
必要だと思い始めました。
なんでもオリジナルを知ることが
大切だと思っているからです。
その頃の私は色々なことが重なり、
精神的に追い込まれていました。
イライラ、不安、寂しさ、
死んでしまいたいなどの感情に
どう対応して良いのかわからず
症状から見ると軽い鬱
だったのではないかと思います。
良い娘、良い妻、良い母、良い嫁。
良い人として正しく生きることが
私の人生の目的になっていました。
完璧にできるわけでもないのに完璧主義。
できない自分がますます嫌になり、
自分を責めて、いつも
「頑張らなきゃ、努力しないと」
と焦っていて、
何かしていないと不安になる。
そして、その影響は家族にも及んだと思います。
頑張っていないように見える家族に、
「私はこんなに頑張っているのに、
なんであなたたちは(がんばらないの?)!!」
と怒りが生じてきて、大切な家族に
優しくできない、暴言を吐く。
そんな自分が本当に嫌で仕方なかった。
私が勝手に頑張っているのですから
家族にとっては迷惑な話ですよね。
こんな自分を何とかしたいと思っている時に、
ヨーガ療法に出会います。
ヨーガ療法は、伝統的なヨーガを
そのエッセンスは抜かずに
極限まで削ぎ落とした形になっています。
4500年という時代を
生き抜いたヨーガの叡智は、
「人生を幸せに生きていくための心の有り様」
についてを教えてくれます。
身近な人のことで悩んでいた私は、
未来にばかり心が動いていることに気づきました。
そして、心の中にあるものを見つめました。
ちょっとした、考え方のコツを知ることで、
「今、ここ」で私がその人をどうサポートできるのか
について考え行動していった時に、
むやみに「悩む」ことで
無意識にエネルギーの消耗していたことを知り、
悩む時間が減ることで
活力を保ち心が安定し、
その人との関係にも変化が生じていきました。
ネガティブでもなく、
ポジティブでもなく
「穏やかで、ニュートラル」
マットの上や椅子で行うヨーガ療法は
とてもシンプルで簡単です。
体に柔軟性のない人にも無理なく行える
だんだんとこころが静まり、
自分の中の静寂に出会う
これらの体験は、
日頃、頑張って頑張って
疲弊していた私にとって
とても心地よいものでした。
人生の折り返しに立ち、
さらに充実した時間を
過ごしていくために
自分を酷使するだけでなく
自分自身も大切にするために
横になる以外の方法でも自分を
休ませてあげてほしい
そして、ヨーガで
充電できたら
また、自分の役割を
喜びから担っていけるような
しなやかな強い心で
軽やかに
活動していけるように
サポートしたいと思っています。
私が与えてもらったギフトを
わかちあえること、
それが、私の喜びです。